【完全版】企業法務への転職ロードマップ|未経験・経験者・弁護士のルート別攻略法
「企業法務」への関心が高まっていますが、「現在のあなたの立場」によって、求められるスキルや転職活動の戦い方は180度異なります。
本記事では、**「未経験(他職種)」「法務経験者」「弁護士資格保持者」**の3つのパターン別に、企業法務への転職成功のポイントを解説します。
企業選びは下記記事をご覧ください。
1. ポジション別:転職難易度とアピールポイント比較

まずは全体像を把握しましょう。それぞれの立ち位置で「何が重視されるか」をまとめました。
| ①未経験(他職種) | ②法務経験者 | ③弁護士資格者 | |
| 主なターゲット | 20代〜30代前半 営業・管理部門出身者 | 企業の法務部員 法律事務所パラリーガル | 法律事務所所属の弁護士 組織内弁護士(インハウス) |
| 採用側の視点 | 「素養とポテンシャルはあるか?」 | 「即戦力として契約書を何通捌けるか?」 | 「ビジネスを理解し、現場と対話できるか?」 |
| 推奨資格・準備 | ビジネス実務法務検定® 簿記(計数感覚) | 英語力(英文契約) マネジメント経験 | 企業法務の実務経験 ビジネスフレームワークの理解 |
| 難易度・需要 | 高(狭き門だがチャンスあり) | 低(売り手市場で引く手あまた) | 中(需要は急増中だがカルチャーマッチが鍵) |
2. ルート別:具体的アクションプラン

プラン① 未経験から法務を目指す場合
「学習意欲」と「ポータブルスキル」で勝負
法学部出身でなくてもチャンスはあります。ただし、完全未経験の場合は「20代」が勝負の分かれ目になりやすいです。
- アピール策:営業職で培った「交渉力」や、総務での「規程管理経験」など、法務に転用できるスキルを棚卸ししましょう。「ビジネス実務法務検定2級」などを取得し、基礎知識と熱意を証明するのも有効です。
プラン② 法務経験者がキャリアアップする場合
「専門性」か「マネジメント」か
経験者は現在、圧倒的な売り手市場です。年収アップや環境改善が狙えます。
- アピール策:単に「契約書審査経験あり」だけでなく、「IPO準備を主導した」「英文契約の修正が可能」「M&AのDD(デューデリジェンス)経験あり」など、具体的なプロジェクト経験を職務経歴書に厚く記載しましょう。
プラン③ 弁護士が企業内弁護士(インハウス)になる場合
「先生」ではなく「ビジネスパートナー」へ
企業が弁護士を採用する際、最も懸念するのは「法的正論ばかりでビジネスを止めてしまわないか」という点です。
- アピール策:法律知識があるのは大前提です。面接では、3C分析やSWOT分析などの視点を交え、**「事業を成長させるための法的アドバイスができる」**という柔軟性とビジネス感覚を強調することが、採用への決定打となります。
自分のフェーズに合ったエージェント選びを
どのルートであっても、企業法務の求人は「非公開求人」であることが多いです(経営戦略に関わるため)。
自己流で探すよりも、法務・管理部門に特化した転職エージェントを活用し、自分の市場価値を客観的に把握することから始めましょう。
転職エージェントの選び方
企業法務への転職成功のカギは、実は「エージェント選び」にあります。「専門用語が通じない担当者」や「的外れな大量の求人」に疲弊していませんか?
法務求人は希少かつ非公開案件が多いため、情報の質が生命線です。
「特化型」と「総合型」の賢い使い分けや、優良な非公開求人を引き出すための戦略まで。あなたの専門性を正当に評価してくれるパートナーを見つけ、理想のキャリアへの第一歩を踏み出しましょう。





